偶然の朗報!

2年前にコンクール用にアルレキナーダの衣裳を作らせて貰ったクライアントさん。今度はエスメラルダを作らせて貰うことになった。ボディの仮縫いの為、スタジオにお邪魔した、まさにその時、先生が、『〇〇ちゃん、決戦に選出されたって‼︎』と興奮気味に知らせてくれた。これまでにも数々のコンクールで決戦に参戦し、上位入賞も果たしている彼女、今回は、YAGPの決戦進出が決まったという事で、決戦の地はNY。私が行ったのはちょうどそれが発表されたタイミングだったのだ。YAGPの国内予選では、レースを足したりと工夫しながら、まだ、あのアルレキナーダを着てくれていた。偶然居合わせて聞くことができた朗報に、こちらまで元気を貰うようだった。

肝心の仮縫いの方も、お直しなしでバッチリ。彼女によく似合うカットラインなので、工夫次第でアレキもいけるかも、なんて想像も膨らんだ午後だった。