春夏秋冬—秋

組み立て
縫製スタッフとの連係プレーでスカート、ボディを組み立てる。
この工程は、最もわくわくする段階だ。
アタマの中で想定していた色合いや飾りが実際に形になってくるのに、それが想像通りか、バランスはどうか、などを、ひとつひとつの段階を経る毎に見ていくのが、楽しくもあり、時としてスリリングでもある。

オレンジとワインの色合い。ボディの明るいオレンジに対し、チュールは敢えてボディとの同色を使わず、少し控えめなオレンジとベージュをベースにし、オーバースカートに煉瓦色を使って少しコントラストが出るように意識したつもりだ。あとはボディに手縫いの飾り付けをするだけだ。なんとか明日には仕上がるか….。