コッペリア

濃さと時間のバランス
スカートのメインカラーは白、チュールに数段ピンクを混ぜるものの、使用嵐閧ﾌチュールレースも地色が白いので、もう少しアクセントになるピンクが欲しいな….と思い、ボディに使ったケミカルレースを染めることにした。

さて、ボディのピンクが淡色系なので、あくまでもパステル調のピンクを目指して準備する。
淡色に染めるのは、染料の量と時間のバランスが難しい。時間が短いと染ムラになりやすいし、かといって、少量の染料でも、染液に浸けておく時間が長いと色が入りすぎてしまうのだ。

そんなこんなで、何度かやり直し、気がつけば、1本ずつグラデーション状態に染まったケミカルレースが数本…..。ベージュ系の方はボディに使おうを思ったのだけれど、結局、白の方がすっきりしていたので不採用。色が入りすぎてしまったピンクも、いずれ他の使い道を考えるとして、遠回りしつつ思う通りの淡色も仕上がったので、良かったこととする。