ベアトップのミニドレス

4色の宝石たち
日本映画「おくりびと」がアカデミー賞を受賞したというニュースが入ってきた。
残念ながら、映画本編は観ていないが、””サムライ””でも””カミカゼ””でもない、現代の日本を舞台に””納棺師””という地味なテーマを描いた映画が世界的に高く評価された事はすばらしいと思う。
バレエでも、日本人のひたむきで繊細な阜サが高く評価される事がある。西洋で生まれたエンターテイメントであっても、日本人が演じる以上、単に西洋人の真似をするのではなく、日本人ならではの個性や阜サ力が認められてくれるようになれば、と思う。

さて、縫製スタッフから仕上がってきたベアトップのミニドレス、キトリやメドーラといった一点物と平行して、最後の飾り付けの作業をしていたものが、できあがった。
もともと在庫にあったモアレドレスを参考に、「ミニ丈のものが欲しい」というオーダーに応えたものだ。
テーマは「宝石」。ルビー、サファイア、エメラルド、アメジストをイメージした、はっきりとした濃い色味が特徴だ。ミニ丈だが、黒のレースやヴィヴィットなカラーが大人っぽい。”