フランツ

苦笑い
1251359190男性の衣裳は、女性のそれのようにチュールと格闘することはないものの、芯を唐チたり、縫い代を見返しで処理する等、仕様の違いも多い。普通の洋服の仕立てを考えれば、ごく当たり前のことなのだが、普段、女性ものの衣裳ばかり製作しているせいか、時々手がける男性用では、「どうやったっけ??」と戸惑うこともある。

見返しの方向やら、縫い代の向きやら、些細なところでうっかりミスがあり、サクサク進む嵐閧ェ、少々時間がかかってしまった。見返しの裁ち直しをしながら、とはいえ納期には余裕があるので、気持ちがせくことはない。

いや、納期が迫っていれば、緊張して凡ミスはしなかったかも知れない。納期に余裕があるためにしてしまったミスなのか、と反省しつつ、苦笑い。