引越し

状況不変のスタート
長いと思っていたお正月休みだけれど、過ぎてみればあっという間だった。特に急ぎの仕事があったわけでもないので、ゆっくりできたけれど、実はちょこちょこ出勤していた。

その理由は引越し。

もちろん、工房を移動したわけではない。工房の引越しともなれば、荷造りと荷解き、その前後の仕事のやりくりを考えると、準備から完全な営業再開まで1週間や10日ではまだまだ落ち着かないだろう。

引っ越したのはwebサイトの棲家であるサーバだ。A地点からB地点へ、確かにコンテンツを置いている場所は変わっているけれど、アドレスも中身もそっくりそのまま引っ越せる。まさしくワープしているような感覚。でも、それをスムーズにやるのはなかなか難しい。コンテンツの中にフォームのcgiだとか、検索だとか、このブログだとか、様々な機能が組み込まれていて、それが新しい引越し先できちんと動作するかどうか、ひとつひとつ確認しなければならない。動作確認をしてみると、文字化けが起こったり、一部の機能が動作しなかったり、と様々なエラーが発見され、その度に、またそのひとつひとつの原因を探り出して修正していく。実際に冷蔵庫やタンスを移動させる引越しも大変だけれど、PCの前に陣取って、文字の羅列と格闘するのも相当ストレスがかかる作業だ。
さて、私自身には全くチンプンカンプンなその作業は、この休みのうちに優秀なテクニカルスタッフ氏が成し遂げてくれた。お蔭様で、この仕事始めには以前と全く変わらない状況が実現している。以前と全く変わらない状況こそが、新たなるスタートの証明となった2014年の幕開けだ。