お針子再開

ぐるぐる渦巻きに集中して
年を越して製作中の衣裳の中には、クラシックもの他に、コンテのものがある。定番のスタイルが決まっている古典ものと違って、創作はデザインを決めるのにも素材を決めるのにも試行錯誤の繰り返し、結果的に出来上がるものはシンプルであっても、そこへ到達する道程は長い。まだまだ形にならないものもあって、悩みは尽きないのだけれど、今日は気分を変えて、クラシックにとりかかることにした。暮れに交換してもらったブレードを使った1着。渦巻状にミシンをかけるのは結構時間がかかるけれど、色々と悩んで行き詰まっていったアタマには単純に没頭できて調度良い。