怒涛の引っ越し 2

がらんどう
14216644711週間、とにかく荷造りに追われる日々を過ごした。移転の前日は作業中にコンタクトレンズを失くすというハプニングに見舞われ、片目で作業を続行。今日ぐらいホテルをとっておけばよかったと思いつつ、ヘトヘトになって帰宅したのが木曜日。翌金曜日は移転当日。引っ越し屋さんはまさかの6台のトラックに10名以上のスタッフでやってきた。
ミシンが2台、解体しなければ工房から出すこともできないL字型のデスク、2台の裁断台のうち1台は1辺が1800cmを超えるシロモノだ。更に高さが1800cmある6台のスチールラック、PCや周辺機器がのっていた様々なラックやキャビネット、そしてダンボールが200箱以上。自分でも、よくまあ、こんなに荷物があったと感心するやら、苦笑いするやら。

それだけの荷物であっても流石プロの引っ越し屋は手際よく運び出して行った。残ったのは伽藍堂になった工房だったはずのスペースだけ。ここで過ごした8年間が走馬灯のように思い出される瞬間だった。
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