コロナな世の中

パフォーミングアートは、感染症拡大の局面に於いて、最初に自粛がかかり、解除されるのは一番最後になるジャンルだ。なくても直接命に関わるわけではなく、不要不急である事には間違い無いから。そんな業界で仕事をしている身として、この自粛期間をどう乗り越えるのか、は最大の問題だ。そんな中、自分のスキルを活かせるのでは、と、作り始めたのがマスクだった。

自ら衣裳を作ってきた経験を踏まえ、快適なフィット感を目指し、素材にはツーウェイ生地をチョイス、サイズは出来るだけ個別に対応できるように、受注制のセミオーダーにした。

ラジオで紹介された事もあり、バレエ関係以外のお客様からも多数のオーダーと共に、ご好評を頂いている。

自粛が解除されても暫くはマスクが手放せなくなると予想される。今は夏向きの素材を探求中。夏マスクの完成を目指し、まだまだ精進の日々は継続中。