卵z外

早期発見なるか。
小さい頃から標準よりもひと回りも二回りも小さく、小学校に上がる前は何かと身体が弱かった。熱が出た、お腹が痛くなった、と言っては、母に背負われて近くの診療所へ通っていたのを思い出す。

小学校に上がってからは、相変わらず身体こそ小さかったものの、すっかり元気で、病気知らずになった。中学校では皆勤賞だったと思う。

大人になってからは、捻挫をはじめ、数針縫うような外傷等、怪我はそこそこあったが、病気らしい病気にはかかったことがない。ここ数年欠かさず受けている健康診断でも、特に異常が発見されることもなく、自分では至って健康なつもりでいる。

ところが、今年の健康診断では、消化器系の検査で「要精密検査」の指示が出てしまった。バリウムを飲んでレントゲンを撮る検査で、影が写ったらしい。影、というのは、要するにバリウムが溜まった部分があった、ということで、それが問題のない症状なのか、悪性の何かに繋がるようなシロモノなのか、はわからない。それで、内視鏡検査を受けて下さい、という事になったのだ。
ボールペンの先みたいなものを飲み込むなんて穏やかではないが、何かよろしくないものが発見されるにしても、早いに超したことはない。ちょうど、近くのクリニックで内視鏡検査をしていたので、早速蘭???黷ス。やれやれ。