昨今の医療器具

鼻から胃カメラ
内視鏡検査に行ってきた。

いわゆる胃カメラ。10年ほど前にも胃痛が続き、胃カメラを飲んだことがある。
マウスピースをくわえさせられ、異物が入っていくあの感覚は、あまり歓迎できるものでもない。

ちょっと憂鬱な気分になりながら、空腹をかかえて臨んだ内視鏡検査だったが、医療器具の想像以上に進歩していた。昨今の胃カメラは直径も細くなり、鼻から挿入する、というものだった。
最初に鼻を洗浄・麻酔して準備完了。麻酔液は喉を通る際にずいぶんと苦く感じたが、ほどなく喉のあたりの感覚が鈍くなってくるのがわかった。
いよいよ鼻から細いコードが入っていく。女性だと鼻腔が狭く、鼻からの挿入ができない場合があるらしいが、私の場合は問題なかった。鼻がデカいってこと? まあ、それもあるかもしれない。

時々、喉の奥にコードがあたるような感覚があったが、ガマンできないほどではなく、検査は15分ほどで終了。藷?w腸に2ヵ所の潰瘍痕が見つかった。

見つかった潰瘍痕自体は、この後進行するものではないが、藷?w腸潰瘍は再発しやすいとのこと。原因の9割はヘリコバクターピロリ菌で、これが見つかれば、抗生物質による除菌をすることになった。ピロリ菌検査の結果が出るのは約2週間後、とのこと。

大事ではなかったが、日頃から、夏バテなんか経験したこともなく、食欲は旺盛、ヘこむことがあっても時が経てばなんとなく立ち直っていて、ストレスを溜めているつもりもなかったのだが、知らず知らずのうちに、身体には負担になっていたようだ。少しは胃腸を休める生活を心がけなければ。