繊細な重労働 4着×3回….あと何回….。いつぞやサンプルで2デザインを製作したジョーゼットのドレス。土台は出来上がっていて、あとは染めるだけ、といっても、とにかくまとまった時間がとれないとできない作業なので、土台が仕上がってもしばらく手を付けられずにいた。何しろ、当時サンプルを染めた時は大失敗。ある程度、斑染めになるのはむしろ好都合なのだけれど、グラデーションにするつもりが、濃さが段階的に出てしまった。ポリエステルの生地は煮染めするのだが、時間が短いとなかなか染料が入っていかず、染め液につけ込んでいたのが裏目に出たようだ。 本番用の衣裳は12着。1回では染められないので、4着ずつ染めていく。1回に10リットルのお湯を沸かすのにも時間がかかるし、染めの作業に入れば、つきっきりで常に染め液に浸っている部分を動かし続けなければ行けない。水に浸った生地は重量を増し、込み上がる湯気を浴びての格闘がしばし続く。染まり具合は、ちょっとした加減で変わってくるので、手も目も離せない。 染め上がってから定着させるにもに煮沸した液で行う。ここでもまた署舶ェ、湯気を浴びながらのかき混ぜ作業…..。 12着染め上げるにはこれをあと2回やらなければいけない…..。まだまだ続く、肉体労働フライ級。 投稿ナビゲーション リフォーム稼業重労働の続き