重労働の続き ラスト1回昨日に引き続き、染めの作業をする。昨日のうちに染め上がったものの、最後のアイロンかけができずに吊しておいたドレス。3回に分けて染め、2回に分けてメ[ピング(余計な染料や汚れを落とす作業)したので、それぞれ色や斑の出方が様々。これは狙っていたのだが、メ[ピングをした鍋によって、更に色が入ってしまい、乾いてみると、12着のうちの半分は、思ったより濃淡のコントラストが弱くなってしまった。 今更色を抜くことはできないし、様々な染まり具合があって良いのだけれど、逆にもう少し濃い部分があってもいいか….と思い直し、件の6着に更に染めを入れることに。 と、いうわけで、また10Lのお湯を沸かすところから始めた。濡れている段階では、充分に見えても、乾くと薄くなる事を考えて、少し濃いめを意識して作業する。最後のアイロンをかけるまで、思った通りに染まっているかわからない。実験に立ち会うような気分だ。 こうして、仕上がって吊してみると、完璧な仕上がりではないものの、それぞれが違っていて、12着という数が様々に動いたら、スカートのゆれもまた複雑さを増して綺麗なんじゃないだろうか。 投稿ナビゲーション 繊細な重労働紫のチュチュ