災難は突然やってくる

ブラックアウト
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今日の夕方5時前ぐらいの事。
PCに向かってキーボードを叩いていた時、突然””プツン！””と電源が落ちてしまった。
「えっ!???」
工房中の蛍光灯も、BGMにしていたラジオの音も一瞬で消えた。

何が起こったのかわからない。いや、勿論停電なのだけれど、どうして停電が起きたのかがわからない。
ブレーカーは落ちていない。
と、いうか、ブレーカーが落ちるような事は何もしていない。オフィス用の容量を持った工房の電気系統は、エアコンにPC、アイロン、ミシン、更には湯沸しや電子レンジを同時に使ったとしても、ブレーカーが落ちるような事はまずない。

廊下に出てみると、非常用電灯が点灯し、エレベーターが止まっている。どうやらビル全体が停電しているようだ。外へ出てみると、隣のビルも真っ暗。何らかの理由で、このあたり一帯が停電していたのだ。

ご他聞に漏れず、工房の動力、熱源、照明は全て電気に依存している。停電となると、その全てがストップしてしまう事態に陥る。唯一、マトモに機能するのは携帯電話だけ。調べてみると、荒川区で100世帯、北区で500世帯ほどが停電中とのこと、原因は不明で復旧には数時間かかりそうだ。

万事休す。これでは仕事にならない。

復旧した時にスイッチがオンになっては困るもの–蛍光灯のスイッチとか–を一つ一つ確認してオフにし（これだって携帯電話の液晶の明るさが頼りだったりする）、エアコンについてはブレーカーを落として帰宅することにした。

そういえば、今朝偶然聞き流していたTVの占いでは射手座が最下位だった。今日は仕事をあきらめる日だったって事かな。

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