贅沢な準備時間

ヨーロピアンスタイルの経験
午後から新国立劇場へ出かけた。明日・明後日の公演「ダンス・アーカイブ」のリハーサルに立ち会うためだ。現地へ脚を運ぶのは、今週になって3回目。本番の舞台で、照明も入り、装置や転換を確認し、場当たりにも十分な時間が取られている。今夜には、本番同様のゲネプロを行い、明日の本番を迎える。本番の舞台で、本番と同じ条件で複数回のリハーサルができるのは、バレエ団が劇場に所属しているヨーロッパでは当たり前だけれど、日本でホーム劇場を持つ団体がいくつあるだろうか? ホーム劇場同様の体制で運営されているこの公演、ダンサーにとっても裏方にとっても貴重な経験。